怪獣８号１話ネタバレ・あらすじまとめ『怪獣になった男』

この記事では怪獣８号１話のネタバレ・感想まとめを紹介します。

怪獣発生率が世界屈指の日本。この国は容赦なく怪獣が日常を侵していた。

かつて防衛隊員を目指していたが、今は怪獣専門清掃業者で働く日比野カフカ。

ある日カフカは、謎の生物によって、身体が怪獣化、怪獣討伐を担う日本防衛隊からコードネーム『怪獣８号』と呼ばれる存在になる。

出典：松本直也『怪獣８号』

※この記事はネタバレを含んでいますので、まだ読んでない方はご遠慮下さい。

怪獣８号１話ネタバレ・あらすじまとめ/理想と現実のギャップ

怪獣発生率が世界トップクラスとなった日本。怪獣が増えるにつれて怪獣処理業社の需要も増します。

そこに防衛隊員になる夢を諦め、モンスタースイーパー社で働く３２歳の日比野カフカの姿がありました。

今日も怪獣処理の仕事が入りました。防衛隊員は怪獣を倒すと賞賛されますが、怪獣処理は誰も褒めてくれません。日の当たらない仕事なのです。

人知れず彼らの戦いが始まりました。

出典：松本直也『怪獣８号』１巻より

怪獣の処理が終わり、帰宅し、疲れた体を休めます。

その時、偶然テレビに映る日本防衛隊第３部隊隊長の亜白ミナが目に入りました。

亜白ミナは２７歳の若さですでに討伐した怪獣の数は数百にも及びます。

その容姿も相俟って未来の師団長候補と言われています。

彼女はカフカの幼なじみで怪獣に両親を殺されてしまいました。

そこでカフカと一緒に怪獣を倒す防衛隊員になることを決めました。

しかし、ミナは夢を叶えたましたが、カフカは夢を諦めてしまいました。

タバコを吸いながら一言『なんでこっち側にいるんだろ俺・・・』

出典：松本直也『怪獣８号』１巻より

怪獣８号１話ネタバレ・あらすじまとめ/絶対諦めない青年

次の日、会社に出勤するとそこには新しく入った新人バイトの姿がありました。

話を聞くと防衛隊を目指していることがわかりました。

カフカも昔目指していたことを同僚が伝えると『なんで諦めちゃったんですか？』

カフカ　　『俺なりには頑張ったんだけどさ、お前もそのうちわかるよ』と言うと

新人バイト『俺は諦めないんで死ぬまでわかんねーっス』

この言葉にカフカは自分が惨めになってしまいました。

出典：松本直也『怪獣８号』１巻より

怪獣８号１話ネタバレ・あらすじまとめ/トラブル発生

新しく入った新人のレノと解体作業の中で最もキツいと言われる腸の解体作業を一緒にすることになりました。

初めてする過酷な作業でレノはお昼ご飯を食べることが出来なくなりましたが、カフカが自分が食べる予定だったゼリー状の補給食を渡してあげました。

そこで初めてレノの心は動きました。

初日の仕事が終わり、レノはカフカに言いました。『おかげ初日のりきれました。ありがとうございました。』

出典：松本直也『怪獣８号』１巻より

これはレノがカフカに心を開いた瞬間でした。

そして、防衛隊の募集が３３歳未満に引き上げられることをカフカに告げました。

カフカ『ありがとな。お前思ったよりいい奴だわ。』

その瞬間解体していた怪獣の中に居た余獣が出現してレノとカフカに襲いかかってきました。

出典：松本直也『怪獣８号』１巻より

カフカはレノに逃げるように言いました。

カフカ『市川走れ！全力でここから離れろ！！！安全確保したら通報頼む！』

レノは走り出しました。

カフカは怪獣の大きさを目の当たりにしてこれはもうどうしようもならないと覚悟を決めました。

その時、走馬灯のように亜白ミナとの思い出が頭に浮かんできました。

カフカとミナが小学生の頃に怪獣に家や学校を破壊され、2人で防衛隊になろうと約束した時の出来事です。・・・こんなはずじゃなかったのにな

その時でした。レノが急に現れて怪獣に鉄パイプで一撃を加えました。

カフカ『市川・・・バカ　なんで・・・』

レノ『ここで先輩を置いて逃げ出すようじゃきっと俺は隊員になんてなれない！！』

カフカはこの状況を打開できない自分の無力さに打ちのめされました。

カフカ『クソォオオオオオオオオオオ！！』

その瞬間でした。急に怪獣の体に穴が開きました。

そこには日本防衛隊第３部隊隊長亜白ミナの姿がありました。

ミナ『目標撃破。怪我人がいる模様。引き続き救護に移る。』

出典：松本直也『怪獣８号』１巻より

その時カフカは初めてサイレンが鳴っていたことに気づきました。

そこでカフカは気を失ってしまいました。